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「足がつる」を英語でどう表現する?体調に関するフレーズ
足がつって痛い

エミリー: 「ヒロシ、この前ヒールを履いて長時間歩いていたら、急にふくらはぎが痛くなって動けなくなっちゃったの。ふくらはぎの筋肉が急に収縮して痛みが出たんだけど、こういうのって日本語で何て言うんだっけ?」

ヒロシ: 「それは『こむら返り』って言うんだよ。ふくらはぎの筋肉が急に痙攣して痛くなることを指しているんだけど、一般的には『足がつる』とも言われることが多いかな。でも、ふくらはぎの筋肉がつったときには特に『こむら返り』って言うのが正しいんだ。」

エミリー: 「なるほどね、日本語にはそんな表現があるんだ。私もときどきヒールを履いていると、ふくらはぎが急につることがあるから、それが『こむら返り』っていうんだね。英語ではこの場合、『calf cramp』って言うの。『calf』ってふくらはぎの意味よ。

例えば、『I got a calf cramp while I was walking』って言えば、『歩いている途中でふくらはぎがつった』という意味になるの。もうひとつの例文は、『My calf cramped up after I ran a long distance』。これは『長距離を走った後にふくらはぎがつった』っていう意味ね。」

ヒロシ: 「へえ、そうなんだ。英語だと『calf cramp』か。日本語の『こむら返り』も実は同じ意味で、『こむら』っていうのがふくらはぎを指しているんだ。普段あんまり聞かない言葉だけど、日本語の古い表現なんだよね。それに『返し』っていうのは、筋肉が異常に収縮して反応することを表しているんだ。だから、『こむら返り』はふくらはぎの筋肉が急に収縮して、痛みが走る状態を表してるんだよ。」

エミリー: 「へえ、そういう由来があるんだね。日本語の表現って、いつも具体的で面白いわね。それにしても、筋肉が急に痙攣して痛みを伴うことって、英語でもよく言うけど、『cramp』っていう単語を使うのよ。例えば、足がつったときは『leg cramp』って言うし、ふくらはぎがつると『calf cramp』になるのね。」

ヒロシ: 「そうなんだ、英語でも筋肉がつるときには『cramp』を使うんだね。日本語だと『足がつる』っていう表現が一般的だけど、部位によって言い方が変わることもある。特にふくらはぎの場合は『こむら返り』って言うのが面白いところだよね。日本語のこういう細かい言い回しって、英語に比べて独特なところがあるよ。」

エミリー: 「確かに、日本語には体の部位ごとに特定の表現があるわね。『こむら返り』はふくらはぎ限定なんだね。ところで、全身が痙攣する場合の表現って、英語と日本語で違うのかしら?」

ヒロシ: 「そうだね、筋肉の痙攣については、日本語だと『つる』とか『痙攣を起こす』って言うけど、全身が痙攣する場合には、『けいれん』っていう医学用語も使われることが多いよ。ちなみに、英語ではどう言うの?」

エミリー: 「英語だと、部分的な筋肉の痙攣には『cramp』を使うけど、全身が痙攣する場合は『convulsions』って言うのよ。特にてんかん発作とか、体全体が痙攣する場合にはこの単語が使われるの。だから、全身的な痙攣と局所的な筋肉の痙攣では、英語でも違う単語を使い分けるわね。」

ヒロシ: 「へえ、そうなんだ。部分的な『cramp』と全身の『convulsions』って、英語でもちゃんと区別しているんだね。面白いなぁ。確かに、全身の痙攣は部分的なものとは違う感じがするよね。たしか、てんかんとか、そういう神経系の問題で起こるものは特に『convulsions』を使うんだろうね。」

エミリー: 「そうね、医学的な用語としては『convulsions』を使うことが多いわ。筋肉が局所的に痙攣しているときは、普通の会話で『cramp』を使うことが多いけど、医学的な状況ではきちんと区別するわね。どちらも痛みや不快感を伴うけど、やっぱり全身が痙攣するのはもっと深刻な状態よね。」

ヒロシ: 「そうだね。ところで、筋肉がつる原因って何なんだろう?ふくらはぎや足がつることは僕もたまにあるけど、どうして起こるのかよく分からないんだよね。」

エミリー: 「筋肉がつる原因は色々あるけど、最も一般的なのは筋肉の疲労や脱水症状ね。体内の水分や電解質が不足すると、筋肉が正常に機能できなくなるの。それで痙攣が起きることが多いのよ。特に運動不足だったり、長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなってつりやすくなるの。」

ヒロシ: 「なるほどね、水分補給が大事なんだね。僕もよく運動した後に足がつることがあるけど、それは筋肉が疲れてるからなんだろうな。」

エミリー: 「そうね、運動の後は筋肉が疲労してるから、特に痙攣が起きやすいの。それに、加齢や栄養不足も関係しているわ。特にカルシウムやマグネシウムが不足すると、筋肉が収縮しやすくなってつることがあるのよ。」

ヒロシ: 「なるほど、じゃあ栄養バランスも気をつけないといけないんだね。足がつるのは単なる疲れじゃなくて、体のサインなんだな。」

エミリー: 「そうそう、日常生活で気をつけることが大事よ。水分補給やストレッチ、栄養バランスを心がければ、足がつることも少なくなるはずよ。」


解説

筋肉がつる主な原因は、筋肉の疲労、脱水症状、電解質の不均衡、血行不良などです。特に運動不足や長時間同じ姿勢でいること、ストレッチの不足が筋肉の痙攣を引き起こしやすくします。また、加齢や栄養不足も筋肉がつりやすくなる要因です。日常生活で適切な水分補給や栄養バランス、ストレッチを心がけることで、筋肉の痙攣を予防することができます。

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