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「麻酔」を英語でどう言う?医療用語としての英語表現

エミリー: ヒロシ、最近歯医者に行ったって聞いたけど、どうだった?

ヒロシ: うん、親知らずを抜くことになってね。最初は「本当に抜く必要があるのかな?」って思ってたんだけど、先生に「将来的に問題になるかもしれませんよ」って言われたから仕方なく。

エミリー: ああ、そうだったのね。親知らずを抜くのって、やっぱり少し怖いんじゃない? 私も親知らずを抜いた時は、緊張で前の晩はなかなか眠れなかったもの。

ヒロシ: 僕も同じだったよ。麻酔をかける時も、歯医者さんが「ちょっとチクッとしますよー」って言ってくれたんだけど、実際は思ったより痛かったしね。麻酔が効いてからは問題なかったけど、最初は後悔してた(笑)。

エミリー: わかる!麻酔が効いてきた後の不思議な感覚って、ちょっと怖いけど面白いよね。日本でも麻酔を使うのは普通だよね? アメリカでも歯の治療にはほぼ必ず麻酔を使うけど、英語では「麻酔」って "anesthesia" って言うのよ。

ヒロシ: うん、実は事前に「麻酔は英語でなんて言うんだろう?」って調べておいたんだ。"anesthesia" って言うんだね。ところで、「局所麻酔」や「全身麻酔」って、英語ではどう言うの?

エミリー: 局所麻酔は "local anesthesia"、全身麻酔は "general anesthesia" って言うわ。局所麻酔は治療する部分だけを麻痺させるものよ。例えば、歯の治療や小さな手術で使われるのがこれね。一方、全身麻酔は手術の時に使われて、体全体の感覚をなくして意識も失うのよ。日本でも同じ感じ?

ヒロシ: そうだね。僕が受けたのは "local anesthesia" だね。日本では部分麻酔ともいうよ。麻酔が効いている間は、自分の顎が自分のものじゃないみたいな感覚で、触っても全然感覚がなかったよ。何とも言えない不思議な感じだったね。

エミリー: そうそう、全身麻酔だと意識がなくなるから、その感覚も感じないんだけど、局所麻酔だと自分でその変な感覚を味わうことになるわね。どちらにしても、治療中に痛みを感じないのは助かるわね。

ヒロシ: 本当にそうだね。アメリカでも同じように麻酔を使うんだね。でも、親知らずを抜くって結構大掛かりな手術みたいだし、アメリカだと全身麻酔を使うことも多いんじゃない?

エミリー: そうね、親知らずを一度に4本全部抜くことも多いから、全身麻酔を使うことが多いわ。特に手術のような大掛かりな治療には。でも、基本的な麻酔の言葉は同じだから、海外で歯医者に行くことになっても安心して使えるわよ。

ヒロシ: ありがとう、エミリー!「麻酔」について英語で学べたのは本当に良かったよ。いつか英語圏で治療を受けることになったら、役に立ちそうだね。

エミリー: そうね、特に病院での言葉は覚えておくと安心できるわよ。麻酔の知識は普段の生活では使わないけど、いざという時には大事な単語よね。


解説:

今回の会話では、麻酔に関する英語表現をエミリーが説明し、ヒロシがその理解を確認しています。「麻酔(anesthesia)」 は、英語で "anesthesia" と言い、歯科治療や手術で使われます。

  • 局所麻酔(Local Anesthesia) は、特定の部分だけを麻痺させ、意識は保たれたまま治療を行う麻酔です。特に歯科治療や小さな手術で使われます。
  • 全身麻酔(General Anesthesia) は、体全体の感覚を麻痺させ、意識を失わせるもので、大きな手術に使われます。

麻酔という言葉は普段の日常会話ではあまり使うことはありませんが、病院や歯科治療に関連する基本的な単語やフレーズを覚えておくことで、海外での医療状況に備えることができます。特に、医療英語は普段使う機会が少ないため、こうした場面での英語を覚えておくと、いざという時に役立ちます。

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