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「まくしたてる」を英語でどう言う?早口の場面で使う英語表現
まくしたてるは英語でなんて言うのでしょう。

エミリーはヒロシに不満そうに話しています。

エミリー: ヒロシ、聞いてよ。昨日の授業で先生が私に日本語でたくさん話したんだけど、すごく早口で、もう全然ついていけなかったの。言ってることがまったくわからなかったわ。外国人が何人かいたけどわかったのかしら?

ヒロシ: それは大変だったね。でも、その先生の話し方にぴったりな表現があるよ。「まくしたてる」って感じかな。「まくしたてる」っていうのは、相手に一気にたくさん話しかけることを意味するんだ。特に、相手に考える余裕を与えずに一方的に早口で話すときによく使われる表現かな。

エミリー: なるほど、それが「まくしたてる」っていうのね。確かに、先生の話し方はそんな感じだったかも。でも、この表現って具体的にはどうやって使うの。

◯ 昨日の講義では先生が、日本語をまくし立てたので理解できなかったって感じかな。

ヒロシ: うん、良いんじゃない。他にも日常会話でも使えるよ。例えば、誰かが興奮して早口で話し続ける時とか、怒っているときに一気に文句を言う時なんかに使うことが多いかな。相手を圧倒するように話すイメージがあるかな。

エミリー: そうなんだ。英語にすれば、"rant" や "go on a tirade" って言葉が似ているかもしれない。

  • "rant" は、特に怒っているときに一方的に強い口調で話すことを指すの。"He went on a rant about the bad service."(彼は悪いサービスについてまくしたてた)みたいに使うわ。
  • それから "go on a tirade" も似たような意味で、長い時間をかけて批判的に話し続ける時に使うの。"She went on a tirade about the traffic."(彼女は交通渋滞について長々とまくしたてた)という感じで。

ヒロシ: へぇ、"rant" と "go on a tirade" って言うんだ。でも、これらの表現には何か違いがあるの?

エミリー: そうね、"rant" は少しカジュアルで短めでもいいの。自分の意見を強く一方的に主張する感じがあるわ。一方、"go on a tirade" は、もっと長くて、ある程度の時間をかけて話し続けるニュアンスがあるわね。フォーマルなシチュエーションでも使えることがあるし、相手に対する批判が続く感じ。

ヒロシ: なるほど、"rant" は短くてもいいしカジュアル、"go on a tirade" は長くてもう少しフォーマルな感じなんだね。でも、どちらも一方的に話すっていう共通点があるんだ。

エミリー: そうね、どちらも一方的に話し続けるという意味では共通しているわ。だから「まくしたてる」にはどちらも近いと思うけど、特に早口で一方的に話すという点では "rant" が似ているかもしれないわ。

ヒロシ: そうだね。それぞれの表現の違いを知ることで、英語でも状況に合わせて使えるようになるんだね。次からは「まくしたてる」っていう表現を使う場面を意識してみる。

エミリー: そうね。それぞれの表現のニュアンスを理解するのって大事だし、面白いよね。また何かあったら教えてね。

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