pickup
「眉唾」を英語で表現すると?:怪しさを表すフレーズ

エミリー: ヒロシ、その記事、何について書いてるの?面白そう。

ヒロシ: 「怪しい商品に注意」って内容だよ。ここに「眉唾もの」って言葉が出てくるんだけど、この表現も日本独特な表現だけど、エミリーは知っている?

エミリー: うん、「眉唾」はちょっと知ってるよ。この言葉が「信じがたい」とか「怪しい」って意味を表すんだから不思議だよね。

ヒロシ: そう、正解。「眉唾」は、昔の迷信から来てるんだ。「眉に唾をつけるとだまされない」って言われてたんだよ。

エミリー: え、眉に唾?どうして?

ヒロシ: 昔は唾が魔除けの効果を持つって信じられてたんだよ。それで、眉に唾をつけることでだまされないようにする、みたいな意味になったらしい。そこから転じて、怪しいものや話を「眉唾もの」って言うようになったんだ。

エミリー: へえ、面白い由来だね!じゃあ、英語だとどう表現するかな?

ヒロシ: それが分からないから、エミリーに教えてほしいんだよ。

エミリー: なるほどね。英語だと「fishy」とか「hard to believe」が近い表現だと思うよ。「fishy」は「なんか怪しい」とか「嘘っぽい」ってニュアンスだね。たとえば:

  • "That story sounds fishy."
    (その話、なんだか怪しいね。)

ヒロシ: へえ、「fishy」って魚みたいって意味しか知らなかったけど、そういう使い方もあるんだね。

エミリー: そうそう、比喩的な使い方だよ。他にも「hard to believe」は「信じがたい」ってニュアンスで、たとえば:

  • "His explanation is hard to believe."
    (彼の説明は信じがたい。)

ヒロシ: ああ、それも「眉唾」っぽい感じがするね。でも、ほかに使えそうな表現ってある?

エミリー: 「suspicious」もぴったりだよ。「怪しい」とか「不審な」って意味で、たとえば:

  • "I found his behavior suspicious."
    (彼の行動が怪しいと思った。)

ヒロシ: 「suspicious」か、それも覚えやすいな。

エミリー: それから「dubious」も便利だよ。「疑わしい」とか「信用できない」ってニュアンスで、ちょっとフォーマルな響きがあるね。たとえば:

  • "This claim seems dubious at best."
    (この主張はどう見ても疑わしい。)

ヒロシ: なるほど。「fishy」はカジュアル、「dubious」はフォーマルって感じ?

エミリー: そうだね。状況に合わせて使い分けるといいよ。「too good to be true」も覚えておいてね。「うますぎて本当だとは思えない」っていう意味で、たとえば:

  • "This deal seems too good to be true."
    (この取引、うますぎて信じられない。)

ヒロシ: 英語だと「眉唾」に近い表現がいっぱいあるんだね!

エミリー: そうだね。それぞれニュアンスが少しずつ違うけど、「suspicious」とか「fishy」は日常会話でよく使うから、すぐに役立つと思うよ。

ヒロシ: 分かった!今度「眉唾もの」っぽい話があったら試してみる。ありがとう、エミリー!

エミリー: どういたしまして!言葉の由来もニュアンスの違いも面白いよね。

解説

「眉唾(もの)」 は、「信じがたい」「怪しい」という意味で使われる日本語の表現です。その由来は、「眉に唾をつけるとだまされない」という昔の迷信に基づいています。現在では、信憑性の低い話や商品に対してよく使われます。

英語表現例

  1. fishy
    • 意味:怪しい、嘘っぽい
    • 例文:
      • That deal sounds fishy.
        (その取引、なんだか怪しい。)
  2. hard to believe
    • 意味:信じがたい
    • 例文:
      • His story is hard to believe.
        (彼の話は信じがたい。)
  3. suspicious
    • 意味:怪しい、不審な
    • 例文:
      • His behavior was very suspicious.
        (彼の行動はとても怪しかった。)
  4. dubious
    • 意味:疑わしい、信用できない
    • 例文:
      • The offer seems dubious.
        (その申し出は疑わしい。)
  5. too good to be true
    • 意味:うますぎて本当だと思えない
    • 例文:
      • This product seems too good to be true.
        (この商品、うますぎて信じられない。)

眉唾を英語で説明する

"Mayutsuba" (眉唾) is a Japanese term used to describe something that is suspicious, dubious, or hard to believe. The phrase originates from an old Japanese superstition that suggested applying spit (唾) to one's eyebrows (眉) would prevent deception or trickery. Over time, this evolved into a metaphorical expression for things that seem untrustworthy or too good to be true. Today, it is often used to refer to unreliable claims, products, or stories.

「眉唾(まゆつば)」 は、日本語で「疑わしいもの」や「信じがたいもの」を表す言葉です。この表現は、「眉に唾をつけるとだまされない」という日本の古い迷信に由来します。やがて比喩的な意味として、「怪しいもの」や「信憑性のない話」を指す言葉に変化しました。現在では、信用できない商品や話などを表現する際によく使われます。

参考日本人がよく使う『胡散臭い』、英語にするとどうなる?

おすすめの記事