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「ちゃっかり」を英語で言ってみよう:性格を表す表現
ちゃっかりを英語でいうとなんていうのでしょう

エミリー: やすこと話していたら、彼女が言うには、「ほんと、里見ってちゃっかりしてるわね・・・。」って言ってたわ。「ちゃっかり」って言葉が気になって、何を言いたかったのかわからなかったわ。あれってどういう意味なの?

ヒロシ: ああ、「ちゃっかり」か。えっと、なんとなく、「自分の得になることをうまくやる」みたいな感じじゃないかな?

エミリー: うーん、なんかちょっとずるい感じもするけど、それだけじゃないの?

ヒロシ: そうだな…うまく説明できないけど、「抜け目ない」っていう意味もあると思う。でも、悪いことをしてるとは限らないんだよ。あ、そうだ!何かを得るために、上手に立ち回ってる人を見たときに言うかも。

エミリー: なるほど、だから皮肉っぽく聞こえるのね。ちょっとしたずる賢さも含まれてる感じかな?

ヒロシ: そんな感じだと思う。「ちゃっかり」って、得をするけど、なんとなく人を笑わせるような場面で使うこともあるんだよね。

エミリー: ああ、思い出したわ!日本で、イベントに参加してた友達がいたの。ずっと興味なさそうだったのに、最後には景品だけもらって帰っていったのよ。それって、「ちゃっかり」してるってことかしら?

ヒロシ: ああ、それだよ、それ!興味がなさそうにしておいて、最後に得する部分だけを持っていく。まさに「ちゃっかり」だね。

エミリー: ちょっと皮肉っぽいけど、なんだか笑っちゃうわね。その子、憎めない感じだったし。

ヒロシ: そうそう。「ちゃっかり」は、嫌味というより、「ああ、やるなあ」っていう感心も少し混じってるんだよ。だから、「ちゃっかり者」って言われても、そこまで悪い意味じゃないこともあるんだ。

エミリー: そういえば、ヒロシも「ちゃっかり」なこと、したことある?

ヒロシ: うーん、あるよ。学生の頃、友達と一緒に試食コーナーに行ったんだけど、僕は何も買う気がなかったのに、全部の試食品を味見したことがあったんだ。

エミリー: それ、ちゃっかりというより図々しいんじゃない?!

ヒロシ: そうかもね。でも、結局お腹いっぱいになったから、食費を浮かせられたよ。

エミリー: それはもう完全に得してるわね!でも、そういうのも「ちゃっかり」って言えるんだ。


英語の単語と例文

エミリー: 「ちゃっかり」に当たる英語表現はいくつかあるけど、状況によって微妙にニュアンスが変わるのよ。

  1. Sneaky
     – 何かをこっそり、ずるい方法で達成するという意味。行動が周りに気づかれないように工夫されているニュアンスがある。
  2. Opportunistic
     – チャンスを逃さず、自分の利益になるように行動すること。計画的でなく、機会をうまくつかむ様子を表すが、時には批判的な意味にもなる。
  3. Resourceful
     – 困難な状況でも、機転を利かせてうまく切り抜けることを意味する。ここでは、「ちゃっかり」が感心されるような場面に近い。

英語の例文と日本語訳

  1. She managed to sneak into the VIP area and got free drinks.
    (彼女はこっそりVIPエリアに入り込んで、無料のドリンクを手に入れた。)
  2. He acted uninterested, but he took the last piece of cake.
    (彼は興味なさそうにしてたけど、最後のケーキを取った。)
  3. They didn’t help at all, but they were the first to take the rewards.
    (彼らは全然手伝わなかったのに、一番に報酬をもらった。)

エミリー: どう?これで「ちゃっかり」の使い方に合ってるかしら?

ヒロシ: うん、たぶんそんな感じだと思うよ。でも、こういうニュアンスをちゃんと英語にするのは難しいよね。

エミリー: そうよね。文脈によっては sneakyopportunistic、場合によっては resourceful にもなりそうだわ。

ヒロシ: なるほど。確かに、日本語もそうだけど、英語も同じ言葉がいろんな意味で使えるんだね。


会話まとめ

  • ちゃっかり:抜け目なく、自分の利益になるように行動すること。
  • 英語訳sneaky, opportunistic, resourceful など、状況によって使い分ける。
  • ニュアンス:「ちゃっかり」には皮肉や感心の両方が含まれ、必ずしも悪意があるわけではない。
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