ヒロシ: この前、新しくできたラーメン屋に行ったんだけど、結講行列もできてたし、楽しみにしてたのに、味が薄くてさ。「え?これ?」って感じで、正直「がっかり」したよ。
エミリー: ああ、それは残念ね。その「がっかり」って言葉、使い方がいろいろあるの?どういう状況で使うのがいいのかな?
ヒロシ: いい質問だね。「がっかり」は、期待していたことが裏切られて落ち込んだり、残念に思う時に使うんだ。日常会話でよく使われて、あんまり深刻なニュアンスじゃないのも特徴かな。
エミリー: なるほど。じゃあ、「がっかり」は失望と同じ意味なの?
ヒロシ: うーん、そういうこともあるけど、「失望」って言うとちょっと重く聞こえるんだよね。「がっかり」の方が軽い印象で、友達同士の会話で気軽に使える感じ。
エミリー: 「がっかり」ってどんな場面でも使えるのかしら?たとえば、試験に落ちた時とか?
ヒロシ: もちろんそうだよ。「試験に落ちてがっかりした」とか、「旅行がキャンセルになってがっかりだ」みたいにね。期待が高かった分、落ち込みも大きくなる時によく使うかな。
エミリー: そっか。それにしても、ラーメン屋の話はかわいそうね。でも、「がっかり」を使ったことがそのくらい軽い話題にも合うのは面白いわ。
ヒロシ: そうなんだよ。たとえば「天気が悪くてがっかりした」みたいに、そこまで深刻じゃない時にも使えるから便利なんだよね。
エミリー: 「がっかり」に一番近い英語は disappointed だけど、微妙にニュアンスが違う場合もあるのよ。
- Disappointed: 期待が裏切られて残念に感じる。
- Let down: 誰かや何かに期待していたのに、それが実現せずにがっかりする。
- Frustrated: 物事が思い通りに進まず、苛立ちとがっかりが混ざる感じ
英語の例文と日本語訳
- I was disappointed when the concert got canceled.
(コンサートが中止になってがっかりした。) - She felt let down by her friend’s broken promise.
(彼女は友達が約束を破ったことでがっかりした。) - He was frustrated because the project didn’t go as planned.
(プロジェクトが計画通りに進まず、彼は苛立ちとがっかりを感じた。)
エミリー: どう?これで「がっかり」の使い方に合ってるかしら?
ヒロシ: うん、ぴったりだよ!Disappointed が一番使われるけど、let down って言うと「誰かに期待を裏切られた」っていうニュアンスが強いね。
エミリー: そうよね。文脈によって、どの表現を使うか変える必要があるのが英語の難しいところね。でも、それが面白いわ。
ヒロシ: そうだね。日本語でも同じで、「がっかり」も軽い意味から深刻な場面まで使える。だから言葉って面白いんだよな。
エミリー: そういえば、"Don't Let Me Down" っていう歌があったわよね?あれも「がっかりさせないで」って意味になるの?
ヒロシ: え、そうなの?あんまり詳しくないけど、それって The Beatles の曲?
エミリー: そうそう、ビートルズも歌ってたし、最近では The Chainsmokers と Daya のバージョンも有名よ。「期待を裏切らないで」とか「失望させないで」っていう意味になるわね。
ヒロシ: へえ、そうなんだ。なるほど、「let down」って言うと、人に期待を裏切られる感じになるんだね。