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「弁護士」日米の弁護士制度を英語で比較!

ヒロシはサスペンスやミステリーの小説や映画が好きで、一時は弁護士になることも考えたことがある。しかし、難関な試験を前にその夢はあっさり諦めた。そんなヒロシが、ふと「弁護士」の英語について疑問に思い、エミリーに質問する。エミリーは「lawyer」という単語だけでなく、日本とアメリカの弁護士制度の違いについても説明し、ヒロシを驚かせる。


ヒロシ: 昨日、法廷サスペンスの映画を観てたんだけど、やっぱり弁護士ってかっこいいよな。俺もちょっと憧れたことがあるんだよね。

エミリー: へえ、ヒロシ、弁護士を目指してたの?

ヒロシ: いや、考えたことがあるだけ。でも試験がめちゃくちゃ難しそうだから、すぐにやめた(笑)。ところでさ、「弁護士」って英語でなんて言うの?やっぱり「lawyer」?

エミリー: そうだね、「lawyer」が一般的。でも、アメリカでは「attorney」っていう言い方もよく使うよ。特に「attorney-at-law」っていうと、正式な弁護士のことを指すんだ。

ヒロシ: へえ、じゃあ「lawyer」と「attorney」は同じ意味?

エミリー: だいたい同じだけど、ニュアンスが少し違うかな。「lawyer」は法律の専門家全般を指すけど、「attorney」は実際に依頼人を代表して法的手続きをする人っていうイメージが強いかも。特にアメリカでは「attorney」のほうが公式な場で使われることが多いよ。

ヒロシ: なるほど。じゃあ、日本の弁護士とは違うの?

エミリー: うん、日本とアメリカの弁護士制度は結構違うよ。日本の弁護士は「司法試験」に合格しなきゃいけないし、さらに研修もある。でも、アメリカでは州ごとに試験があって、例えば「California Bar Exam(カリフォルニア州の司法試験)」に合格すれば、その州で弁護士として活動できるの。

ヒロシ: えっ、州ごとに違うの?

エミリー: そう!だから、ニューヨークの弁護士がカリフォルニアで働きたかったら、カリフォルニアの試験を受け直す必要があることもあるよ。でも、州によっては相互認定制度があって、特定の条件を満たせば別の州でも弁護士になれるの。

ヒロシ: アメリカの司法試験って州ごとに違うって言ってたけど、それでもやっぱり難しいんじゃないの?

エミリー: うん、めちゃくちゃ難しいよ!特に有名な「California Bar Exam(カリフォルニア州司法試験)」は合格率がすごく低いことで知られてるんだよ。

ヒロシ: へえ、どれくらいの合格率なの?

エミリー: 年によって違うけど、大体40%前後かな。受験者の半分以上は落ちちゃうんだよ。しかも、科目が多くて、論述問題や実技試験もあるから本当に大変。

ヒロシ: 40%!? そんなに低いのか…。日本の司法試験も難しいけど、それと同じくらいか、それ以上かもな。

エミリー: そうだね。日本の司法試験も超難関だけど、アメリカは州によって難易度が違うのが特徴かな。例えば、ニューヨークの司法試験(New York Bar Exam)はカリフォルニアほどではないけど、それでも簡単じゃないよ。

ヒロシ: じゃあ、アメリカで弁護士になるには、めちゃくちゃ勉強しなきゃいけないんだな…。

エミリー: そうだね。だから、アメリカでも司法試験に受かるとみんなすごく喜ぶし、誇りに思うんだよ!

ヒロシ: なんかもう、弁護士ってめちゃくちゃ大変な仕事に思えてきた…。

エミリー: うん、大変だけど、やりがいのある仕事でもあるよ!正義を守るために戦うって、かっこいいよね。

ヒロシ: それは確かに!やっぱり法廷ドラマとか映画の弁護士って、憧れるよな~。

司法試験は国を問わず難しいけど、そのぶん弁護士は尊敬される職業なんだね!

解説

今回の会話では「弁護士」の英語表現と、日米の弁護士制度の違いについて話しました。

  1. lawyer - 一般的な「弁護士」という意味。法律の専門家を指す。
    • 例: She is a lawyer specializing in corporate law. (彼女は企業法を専門とする弁護士だ。)
  2. attorney - 「lawyer」とほぼ同じ意味だが、特にクライアントを代理して法的手続きを行う弁護士を指すことが多い。
    • 例: I need to talk to my attorney before signing this contract. (この契約にサインする前に弁護士に相談しなきゃ。)
  3. attorney-at-law - 公式な場で使われる「弁護士」の正式な表現。
  4. bar exam(司法試験) - アメリカでは州ごとに司法試験があり、合格するとその州で弁護士として働ける。

日本では「司法試験」を突破する必要があるのに対し、アメリカでは州ごとの試験に合格すれば弁護士になれるという違いがあることを学びました。

「弁護士」を英語で説明する

  • bengoshi(弁護士)
    A bengoshi is a lawyer in Japan who has passed the national bar exam and completed legal training. Japanese lawyers handle a variety of legal matters, including civil and criminal cases.
    (弁護士とは、日本の司法試験に合格し、法的研修を修了した法律専門家のこと。民事事件や刑事事件などを扱う。)

「弁護士」は日本語能力試験(JLPT)N2に該当します。

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