pickup
「居酒屋」は英語でなんていう:食文化に関する英語表現
居酒屋は英語でなんていうのでしょう。

エミリー: ヒロシ、先週友だちと一緒に初めて居酒屋に行ってみたの!すごく楽しかったわ。でも、居酒屋ってどういう場所なのか、まだよくわかってなくて。お酒というよりも料理が美味しかったわ。

基本的にはみんなでお酒を飲むところなんだろうけど、アメリカだと、バーでもパブでもないし。

ヒロシ: うーん、バーやパブに似てるところもあるけど、居酒屋はちょっと違うんだよね。お酒だけじゃなく、いろんな料理が出てくるし、みんなでシェアするのが一般的なんだ。

エミリー: 確かに、色んな小皿料理を頼んだわ。まるでタパスみたいな感じで、少しずついろんな料理を楽しめたの。それにしても、居酒屋の「おつまみ」って、パブやバーで出てくるスナックとは違うのよね。

ヒロシ: そうだね。おつまみって、ただのスナックじゃなくて、ちゃんとした料理が多いんだ。例えば、焼き鳥、枝豆、唐揚げ、刺身とか。お酒に合う料理をみんなでシェアしながら食べるんだよ。それがタパスって言うんだ。

エミリー: 居酒屋のおつまみはもっとしっかりした食べ物って感じね。タパスと比べても、居酒屋の料理は食事としても楽しめるわね。タパスもスペインで同じように小皿料理をシェアするけど、量が少ないから色んな料理を楽しめるのよ。だから、アメリカでもタパススタイルのレストランが増えているわ。

ヒロシ: それは面白いね。居酒屋もみんなでシェアしながら色んな料理を楽しむから、そのタパスに似てる部分もあるかもね。でも、パブやバーでの軽いスナックとはちょっと違うよね。

エミリー: そうなの。タパスもお酒と一緒に楽しむことが多いけど、居酒屋みたいにしっかりした料理も多くて、みんなでシェアするスタイルがアメリカでも人気よ。タパスは、アメリカではスペイン料理以外にも、アジア料理や地中海料理をアレンジしたものも出されることが多いの。

ヒロシ: なるほど。タパスも居酒屋と同じで、ただのスナックじゃなくて、みんなで食事をシェアしながら楽しむんだね。

タパス

エミリー: そうよ。居酒屋も、タパスみたいにリラックスして友達や同僚と過ごせる場所だから、似ている点が多いわね。ただ、日本の居酒屋は仕事終わりに同僚と行くことが多いし、「飲み会」という文化が深く根付いているのが特徴ね。この前説明してくれた「打ち上げ」なんかにも利用されるんでしょ。

ヒロシ: そうだね。居酒屋では、仕事の後にみんなでリラックスしながら飲んで食べるのが定番だし、上司と行くことも多いから、バーやパブとは少し違うよね。でも、タパスのスタイルも面白いね。

エミリー: タパスはスペインの文化だけど、アメリカでもタパススタイルが人気で、みんなでシェアする食文化が広がっているわ。居酒屋とタパス、どちらもそれぞれの国で大事にされている社交の場なのね。

ヒロシ:じゃ、 エミリー、居酒屋のことを英語で説明するなら、どう言う?

エミリー: そうね、Japanese style bar って言うだけじゃ、イメージがわかないと思うから、私はタパスを例に説明するかな。


"An izakaya is a type of Japanese pub where people go to enjoy drinks and share a variety of small dishes, similar to tapas. Like in a tapas bar, you order several small plates and everyone shares the food. But in an izakaya, the food is often more substantial, with dishes like grilled skewers (yakitori), fried chicken (karaage), and fresh sashimi."
(居酒屋は、タパスに似た小皿料理をシェアしながらお酒を楽しむ、日本のパブの一種です。タパスバーのように、いくつかの小皿料理を頼んで、みんなでシェアします。でも、居酒屋では焼き鳥や唐揚げ、新鮮な刺身など、もっとしっかりとした料理が出てくることが多いです。)

ヒロシ: なるほど、タパスを引き合いに出すと、アメリカの人たちもイメージしやすいんだね。

エミリー: そうそう。それに続けてこう言うわ。
"Izakayas are casual and social places where friends or coworkers gather after work, much like how people in Spain gather at tapas bars. However, unlike tapas bars, izakayas are deeply connected to Japanese work culture. People often go there for 'nomikai,' which are after-work drinking parties where colleagues bond."
(居酒屋はカジュアルで社交的な場所で、仕事終わりに友人や同僚が集まるの。これは、スペインの人々がタパスバーに集まるのと似ているわ。でも、タパスバーとは違って、居酒屋は日本の仕事文化と深く結びついているの。人々はよく「飲み会」のために居酒屋に行くんだけど、それは同僚同士の絆を深めるための仕事後の飲み会のことよ。)

ヒロシ: 飲み会の文化もちゃんと説明しているんだね。確かに、日本の居酒屋って、仕事終わりに同僚と集まる場所ってイメージが強いもんね。

エミリー: そうなの。

"In both tapas bars and izakayas, the focus is on enjoying a relaxed, social atmosphere with food and drinks, but izakayas are unique because they combine drinking with a full dining experience. It’s not just about snacks — it’s a mix of drinking and eating."
(タパスバーと居酒屋のどちらも、食事とお酒を楽しみながら、リラックスした社交的な雰囲気を楽しむことが目的よ。でも、居酒屋は飲み物と食事を合わせた、より充実した食事体験が特徴的なの。単なるスナックではなく、飲むことと食べることをミックスして楽しむ場所なのよ。)


解説

居酒屋は、日本特有の飲食文化を代表する場所で、お酒と共に多彩な料理を楽しむ場として親しまれています。居酒屋の「おつまみ」はお酒に合う軽食というイメージがあるものの、実際には焼き鳥や刺身、唐揚げなど、しっかりした料理も多く、食事とお酒の両方を楽しめる場所です。

居酒屋とタパスの共通点

エミリーが説明したタパスは、スペインの小皿料理で、少量ずついろんな料理をシェアして楽しむ点で、居酒屋のスタイルと似ています。アメリカでもタパスは人気で、スペイン料理だけでなく、アジアや地中海料理をタパス風にアレンジしたレストランも増えています。

  • 居酒屋のおつまみは、友達や同僚とリラックスしながらシェアする料理で、タパスと似たような文化があります。
  • タパスも、お酒と共に少量ずつの料理を楽しむ点で共通していますが、タパスは量が少なくても満足できる豊富なバリエーションが魅力です。

文化的な違い

居酒屋は、特に仕事終わりの飲み会文化が特徴的です。日本では、同僚や上司と共に居酒屋に行き、リラックスしながら仕事の話を離れて親交を深める場としてよく利用されます。タパスも、スペインやアメリカでリラックスした社交の場として重要視されていますが、居酒屋のように仕事の延長として利用されることは少ないです。


まとめ

居酒屋とタパスには多くの共通点があり、両者ともお酒と食事を楽しみながら、リラックスした時間を過ごせる社交の場です。エミリーが説明したように、アメリカではタパスが人気を博し、居酒屋の「おつまみ」と同様に、人々が集まりシェアしながら楽しむ文化が広がっています。どちらのスタイルも、食と交流を大切にする文化を反映しており、共通の要素が多いことがわかります。

おすすめの記事