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「水たまり」を英語でどう言う?日常会話で使える表現

ヒロシ: エミリー、急に寒くなってきたね。秋雨前線が来てるから、雨が多いね。見て、道端にたくさん「水たまり」ができてる。

エミリー: ほんとね。日本の天気って、本当に季節ごとにガラッと変わるわね。夏の暑さが嘘みたい。道端の水たまりを見ると、子供の頃のことを思い出すわ。私、小さい時、雨の日には「水たまり」でよく遊んでいたの。

水たまりは子どもの遊び場

ヒロシ: そうそう、俺も子供の頃は水たまりがあるとわざと入って遊んだりしてたな。長靴を履いてバシャバシャってね。でも大人になると、水たまりは避けるものって感じがするよな。


エミリー: 確かにそうね。子供の頃は、そういう何気ないことが大冒険だったのに。ところで、日本語では「水たまり」って言うけど、英語ではなんて言うか知ってる?

ヒロシ: うーん、なんだろう。「小さな池」みたいな感じで "small pond" とか?

エミリー: 近いけど、正確には「puddle」って言うのよ。例えば、「彼女は水たまりで遊んでいる」なら "She is playing in a puddle." って表現するの。

ヒロシ: なるほどね。「puddle」って言うんだ。他に使える表現ってある?

エミリー: 「pool of water」とか、「rainwater accumulation」もあるわよ。でも、普通の小さな水たまりには「puddle」が一番よく使われるわね。たとえば「雨の後、道路にはたくさんの水たまりができていた」なら "The street was filled with puddles after the rain." って言うの。

ヒロシ: そうなんだ。じゃあ、雨が降った後にできる水たまりって、アメリカでも子供がよく遊んだりするの?

エミリー: そうね、子供たちが水たまりで遊ぶ姿は見かけることはあるけど、日本みたいに季節の風物詩みたいにはなってないかも。日本では四季がはっきりしていて、雨が降る季節が特に目立つものね。秋雨前線のような現象はアメリカではあまりないから、雨が続く時期が特定の季節に集中することは少ないの。

ヒロシ: そうなんだ。日本では雨の降る季節ごとに特有の風景があるから、なんだか懐かしい感じがするよね。特に秋雨前線の時期になると、雨と一緒に涼しい風が吹いて、夏の終わりを実感するよ。

エミリー: なるほど。日本の季節感は独特ね。そういう意味では、水たまりひとつでも風情があるのかもしれないわね。日本には「秋の長雨」って言葉があるんでしょう?

ヒロシ: そうそう、秋は雨が長く降り続くから「秋の長雨」って言うんだ。これがまた、夏から秋への移り変わりを感じさせるんだよ。

解説

  1. 水たまりの英語表現 英語で「水たまり」を表す一般的な単語は「puddle」です。特に、雨が降った後に道路や歩道にできる小さな水たまりを指す際に使われます。「puddle」は日本語の「小さな池」とは異なり、自然にできる一時的な水の集まりを指すため、日常的な場面でよく使用されます。例文:
    • "After the rain, the street was filled with puddles."(雨の後、道路には水たまりができていました)"She is playing in a puddle."(彼女は水たまりで遊んでいます)
    こうした表現は、特に子供が雨の日に長靴を履いて水たまりを飛び跳ねて遊ぶような情景に適しています。
  2. その他の表現 「puddle」以外にも、「pool of water」や「rainwater accumulation」という表現も使われます。特に、「accumulation」という単語は、「集積」や「蓄積」を意味します。これは、水が時間とともに一か所に集まり、溜まっている状態を表すのに適しています。たとえば、降り続ける雨や雪が時間をかけて積もる様子などです。例文:
    • "The rainwater accumulation caused small floods on the street."(雨水の溜まりが道路に小さな洪水を引き起こしました)"The accumulation of snow on the roof can be dangerous."(屋根に積もった雪は危険です)
  3. 文化的な背景と違い 日本では、水たまりに対するイメージが季節感と密接に結びついています。秋雨前線や梅雨の季節に雨が続くと、自然に水たまりができ、子供たちは長靴を履いてその水たまりで遊びます。水たまりを単なる障害物ではなく、冒険の場と捉えるのは、特に日本の子供文化の一部です。英語圏では、雨はどちらかと言えば生活の一部として受け入れられており、水たまり自体が特別視されることは少ないです。しかし、都市部では雨水がたまる場所が多くなるため、特に大雨時には水たまりが街に溢れ出し、洪水のリスクが高まることもあります。こうした背景からも「accumulation」や「puddle」といった言葉が使われますが、日本のように情緒的な要素は少ないです。
  4. 他の関連する英単語 水に関連する他の表現も覚えておくと便利です。たとえば、「flood」は洪水を意味し、「drizzle」は小雨や霧雨を意味します。これらも季節や天気に関連する日常会話でよく登場する単語です。
    • "The city was flooded after the heavy rain."(大雨の後、その都市は洪水に見舞われました)
    • "It’s just drizzling, so you won’t need an umbrella."(小雨だから、傘はいらないよ)

このように、日常生活や自然現象に対する英語表現は、その背景や使い方を理解することで、より豊かに使用できるようになります。

参考:「たまる」は英語でなんていう:一般社会で使うフレーズ

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