エミリー: ヒロシ、この前駅でおばあさんが困っているみたいだったの。助けてあげようかと思ったんだけど、日本語が通じなかったらどうしようって考えちゃって、結局声をかけるのをやめちゃったのよ。
ヒロシ: そっか、それはちょっと難しい状況だったんだね。でも、エミリーの日本語は十分に通じるから、ためらわずに声をかけてもよかったと思うよ。
エミリー: ためらわずに?その表現、どういう意味?
ヒロシ: 「ためらわず」というのは、何かをしようかどうか迷ったり、躊躇したりせずにすぐに行動することを意味するんだ。例えば、「ためらわずに助ける」って言ったら、「迷いなく助ける」という意味になるよ。
- 例文: 「彼はためらわずに川に飛び込んで子供を助けた。」
- 例文: 「ためらわずに真実を話すべきだ。」
エミリー: ああ、そういうことなんだね。確かに、あの時は迷ってばかりで行動に移せなかったわ。でも、自信を持ってすぐに行動するっていう感じなの?
ヒロシ: そうだね。「ためらわずに」という表現は、自信があるかどうかに関わらず、とにかく迷わずに行動するってニュアンスがあるかな。だから、結果がどうであれ、まず一歩を踏み出すことが大事っていう意味合いも含まれているんだ。
エミリー: それなら英語だと "without hesitation" や "unhesitatingly" って表現が似ているかもしれない。
- "without hesitation" は、何かを行うときに迷いがない状態を表すの。"She offered help without hesitation."(彼女はためらわずに助けを申し出た)みたいに使うの。
- また、「ためらわずに質問に答えた」という場合は "He answered the question without hesitation." とも言えるわ。
- それから "unhesitatingly" は、即座に行動することを強調する時に使うの。"He unhesitatingly accepted the challenge."(彼はためらわずに挑戦を受け入れた)という感じで。
- 例えば、"She unhesitatingly defended her friend."(彼女はためらわずに友人を弁護した)みたいにね。
ヒロシ: へぇ、"without hesitation" と "unhesitatingly" って言うんだ。でも、ニュアンスに違いはあるの?
エミリー: そうね、"without hesitation" は日常的に使われていて、何かをためらうことなく行動するという意味で使うことが多いの。カジュアルに使える表現ね。一方、"unhesitatingly" は少しフォーマルな感じで、特にその行動や決断を強調したい時に使うことが多いわね。
ヒロシ: なるほど、"without hesitation" はカジュアルで、「ためらわずに」って感じで、"unhesitatingly" はもっと強調したいときに使うんだね。でもどちらも迷わずに行動するってニュアンスは共通しているんだね。
エミリー: そうそう、その通り。日本語の「ためらわず」にも似ている部分があるわ。特に、迷いなく行動に移るという点ではどちらも「ためらわず」と近いわね。
ヒロシ: ありがとう、エミリー。これで「ためらわず」っていう表現がもっとわかった気がするよ。次からは自信を持って行動できるように意識してみる。
エミリー: どういたしまして。お互いに、まずは行動することが大事ってことね。