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「痣(あざ)」痛い思いをした証:英語では何ていうのでしょう。

エミリー: ヒロシ、どうしたのその目の下の「痣」?痛くないの?

ヒロシ: ああ、これ?日曜日にさ、サッカーの試合をしたんだ。もちろん、遊びだけどね。その時、友達の足が運悪く、ここにあたってね。そんなに痛くはなかったんだけど、時間がたったらこんなになっちゃった。みんなに言われるよ、喧嘩でもしたのかって。

エミリー: それ、結構目立つよね。でもアザって、どうしてあんな色になるのかな?紫とか青とか、ちょっと不思議だよね。

ヒロシ: 確かに、不思議だよな。実は、アザの仕組みをちゃんと説明したことはないけど、簡単に言うと、血管が壊れて皮膚の下で血液が漏れ出すんだ。その血液が酸素を失って、青とか紫っぽい色になるらしい。

エミリー: へえ、そういう仕組みなんだ。つまり、アザって皮膚の下の小さなケガってこと?

ヒロシ: そうそう。それで、時間が経つと色がだんだん変わっていくんだ。最初は紫とか青だけど、その後緑っぽくなって、最後は黄色っぽくなるよね。これは、体がその漏れた血液を分解して、自然に治そうとしているからなんだ。

エミリー: 面白いね!英語では「bruise」って言うけど、ちょっとだけニュアンスが違うかも。例えば、アザができたって言いたいときは、「I got a bruise on my hand」って言うかな。「bruise」は外見的なアザだけじゃなくて、例えば心の傷にも使えるんだよ。

ヒロシ: なるほどね。「心のアザ」みたいな感じか。例えばどういうふうに使うの?
エミリー: 例えば、「Her words left a bruise on my heart.」(彼女の言葉が私の心に傷を残した)みたいな言い方があるよ。もちろん物理的なアザの意味も普通に使われるけどね。

ヒロシ: その例文、なんか詩的だな。英語の「bruise」って、用途が幅広いんだな。日本語の「アザ」は、ほとんどの場合物理的な意味だけだから、ちょっと意外だったよ。

エミリー: 確かに日本語の「アザ」は具体的だね。でも、そういうシンプルさも分かりやすくていいと思うよ。ヒロシの説明のおかげで、アザの仕組みも分かったし!

ヒロシ: いやいや、エミリーが英語で説明してくれるから、俺も英語のニュアンスが分かるようになるし助かるよ。ありがとう!

エミリー: お互いさまだよ!ところで、そのアザ、大丈夫そうだけど、悪化したらちゃんと冷やすとかしたほうがいいよ?

ヒロシ: わかった。気をつけるよ!

解説

  1. アザ (bruise)
    • 日本語では、主に皮膚の下で血液が漏れてできる青や紫の跡を指す。
    • 英語の "bruise" は、物理的なアザの他に、心の傷の比喩にも使われる。
    例文:
    • I got a bruise on my hand.
      (手にアザができた。)
    • Her words left a bruise on my heart.
      (彼女の言葉が私の心に傷を残した。)
  2. 酸素を失う (losing oxygen)
    • 血液が漏れて酸素を失うと、青や紫に変色する仕組みを説明。
      例文:
      • The blood loses oxygen under the skin, which is why a bruise looks blue or purple.
        (血液が皮膚の下で酸素を失うため、アザは青や紫に見える。)
  3. 時間とともに色が変化する (changing colors over time)
    • 日本語では「青→紫→緑→黄色」の順で治ると説明。
      例文:
      • The color of a bruise changes from blue to green to yellow as it heals.
        (アザの色は、治るにつれて青から緑、黄色へと変化する。)

参考

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