(ヒロシがエミリーに手を見せながら話す。)
ヒロシ:ねえ、エミリー、先日ひょう疽にかかって痛かったんだ。人差し指が腫れて、化膿しちゃってさ。
エミリー:あら、それは大変だったわね!「ひょう疽」ってどういう病気なの?
ヒロシ:ひょう疽っていうのは、指先に細菌が感染して、腫れて痛くなる症状なんだ。放置すると化膿が進んで、ますます悪化しちゃうんだよ。実は、病院に行って化膿止めと抗生物質をもらって治ったんだけど、そのときに「化膿」って言葉の英語を考えたんだ。
エミリー:へえ、それは痛そうね。化膿するって英語でどう言うのか気になるわけね。
ヒロシ:そう、化膿って英語では何て言うんだろう?
エミリー:医学的には「suppuration」って言うのよ。でも、日常会話ではあまり使わないわね。「pus」っていう言葉はもっと一般的で、膿がたまるって意味よ。たとえば「The wound started to form pus.」(傷が膿み始めた)って感じで使うわ。
ヒロシ:へえ、「suppuration」って言うのか。あと、病院で化膿止めをもらったんだけど、それも英語でどう言うんだろう?
エミリー:「化膿止め」は「antiseptic」や「antibacterial ointment」って言うの。たとえば、「The doctor applied an antiseptic to the wound to prevent it from getting infected.」(医者は傷が感染しないように化膿止めを塗りました)とか、「She used an antibacterial ointment on the cut to stop it from becoming infected.」(彼女は切り傷が化膿しないように抗菌軟膏を使いました)って感じで使えるわよ。
ヒロシ:なるほど、それで抗生物質は?
エミリー:抗生物質は「antibiotics」ね。たとえば、「The doctor prescribed antibiotics to treat the bacterial infection.」(医者は細菌感染を治療するために抗生物質を処方しました)とか、「After taking antibiotics for a week, the infection began to clear up.」(1週間抗生物質を服用した後、感染が治まり始めました)って使うわ。
ヒロシ:なるほど、化膿止めと抗生物質は違うんだね。化膿止めは外用薬で、抗生物質は体の中で働くんだ。勉強になったよ!
エミリー:そうね、普段使わない言葉でも英語にすると新鮮よね。ひとつひとつ覚えていけばいいのよ。
ヒロシ:うん、これでまたひとつ英語の言葉を覚えたよ。ありがとう、エミリー。
エミリー:どういたしまして!またいつでも聞いてね。
解説
ひょう疽(ひょうそ)は、指先や爪の周りに細菌が感染して炎症を引き起こす症状で、通常は痛みを伴います。細菌感染が原因で化膿(suppuration)が進み、放置すると症状が悪化することがあるため、適切な治療が必要です。
化膿(suppuration)は医学的な言葉ですが、日常的にはあまり使われないことが多く、代わりに「膿」や「化膿する」といった表現として「pus」や「to form pus」が一般的に使用されます。
また、化膿止めは「antiseptic」や「antibacterial ointment」と表現され、抗生物質(antibiotics)は体内の細菌感染を治療するために処方されます。これらの薬は、傷や感染を治療する上で重要な役割を果たします。
例文を参考にして、日常会話や医療に関する英語表現を身につけていくと、実生活でも役立ちます。