人差し指に違和感があり、放っておくと段々と腫れてきました。調べてみると、爪の周辺部から菌が入り、ひょう疽という症状ではないかと思い、皮膚科を受診しました。
診断の結果、やはりひょう疽であり、その場で膿を出してもらいました。さらに、痛み止め、化膿止め、そして抗生物質を処方され、あれだけ痛かった症状も徐々に和らぎました。医師からは、「放っておいては治らないので、早めの受診が必要」とのことでした。
ところで、私が患ったこの人差し指、英語では何と言うのでしょう?
日本語では「あの人」と人を指し示すことから「人差し指」と呼ばれていますが、英語ではどうでしょうか。
人差し指は英語で「index finger」または「pointer finger」といいます。「index finger」は初めて知りましたが、「pointer finger」は日本語の「人差し指」と同じように、人や物を指し示す指という意味が込められています。
人差し指の英語名がわかったところで、他の指の名前も気になってきました。
- Thumb - 親指
- Index finger(または Pointer finger)- 人差し指
- Middle finger - 中指
- Ring finger - 薬指
- Pinky(または Little finger)- 小指
親指は「サムズアップ」という表現が日本語でもよく使われるので馴染みがありますが、薬指や小指の英語名は初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、日本語の「薬指」という言葉の由来には、古代の日本や中国において、薬指が薬に関連していると考えられていた背景があります。薬を調合して傷口に塗る際に、薬指が他の指に比べて使いやすかったことから、この指が「薬指」と呼ばれるようになったという説があります。
一方、英語の「ring finger(薬指)」は、古代ローマの習慣に由来します。当時、薬指には結婚指輪をはめる習慣がありました。「vena amoris(愛の静脈)」という考えに基づき、薬指から直接心臓に通じる静脈があると信じられていたため、この指が愛の象徴として結婚指輪をはめる指となったのです。
また、小指は「pinky」という可愛い名前がついていますが、「pinky」という言葉の由来は、元々はオランダ語にあります。オランダ語の「pink」は「小指」を意味し、この言葉が英語に取り入れられて「pinky」となりました。
さて、手の指だけではなく、人には足にも指があります。この足の指にも、手の指と同じような名前が付いているのでしょうか?
実は、足の指は「finger」とは言いませんが、それぞれの指に特定の名前があります。以下が一般的な呼び方です:
- Big toe - 親指(足の親指)
- Second toe - 第2指(足の人差し指に相当)
- Middle toe - 第3指(足の中指に相当)
- Fourth toe - 第4指(足の薬指に相当)
- Little toe(または Pinky toe)- 小指(足の小指)
足の指に対しては、親指(big toe)以外は「second toe」「third toe」のように番号で呼ぶことが一般的です。また、足の小指は「little toe」や「pinky toe」と呼ばれ、親しみを込めて使われることが多いです。
指であると、finger を使いたくなりますが、足の指はfingerではなく、toe というのは驚きでした。