大学の芝生で、ヒロシはスマホを見ながら寝転んでいた。しばらく同じ姿勢でいたせいで手がしびれた。エミリーが近づくと、ヒロシは自分の状態を伝えるが、エミリーは「しびれる」という感覚がいまいちピンとこないようだ。
ヒロシ: うわっ、手が「しびれた」!
エミリー: えっ、「しびれた」ってどういうこと? 痛いの?
ヒロシ: いや、痛いわけじゃないんだけど、感覚が変な感じ。ずっと同じ姿勢でスマホを見てたから、血の流れが悪くなって、手がピリピリしてる。
エミリー: うーん… ピリピリ? なんか痛そうに聞こえるけど…。
ヒロシ: んー、痛いっていうより、「ジンジンする」感じかな。例えば、正座したあとに足の感覚がなくなって、立とうとすると変な感じすることあるでしょ? あれが「しびれる」ってこと。
エミリー: あー! それならわかる! 足が「numb」になるってことだね?
ヒロシ: そうそう! 英語だと「numb」っていうのか。
エミリー: うん、でも「numb」って、完全に感覚がなくなるときにも使うよ。例えば、寒い日に手が冷たくなりすぎて何も感じなくなると、「My hands are numb.」って言うし、歯医者さんで麻酔をされたときも「My mouth is numb.」って言うよ。
ヒロシ: なるほどね。でも、しびれるって、ピリピリ感もあるよね?
エミリー: うん、それを表すなら「tingly」とか「pins and needles」を使うかも。例えば、"My leg feels tingly after sitting too long."(長時間座ってたから足がピリピリする)とか、"I have pins and needles in my hand."(手がしびれてピリピリする)って言うよ。
ヒロシ: へえ、そう言うんだ!「pins and needles」って針が刺さったみたいってこと?
エミリー: そう! ちょっとチクチクするような感覚を表してるんだよ。
ヒロシ: なるほどね。ちなみに、「しびれる」って比喩的にも使うよ。例えば、めっちゃかっこいい音楽を聴いたとき、「このギターソロ、しびれる!」とか言うんだよ。
エミリー: おお、そういう使い方もあるんだ! じゃあ、それは「amazing」とか「thrilling」っていう感じかな? 例えば、"That guitar solo was amazing!" って言えば「しびれる!」っていうニュアンスに近くなるかも。
ヒロシ: へえ、英語だと単語を変えないといけないんだね。でも、確かに「amazing」って言われるとしっくりくる。
エミリー: うん! だから、もし「この映画、しびれる!」って言いたいなら、"This movie was thrilling!" って言えばいいよ。
ヒロシ: なるほどね、勉強になった!ありがとう、エミリー。
エミリー: こちらこそ、ヒロシのおかげで「しびれる」の意味がよくわかったよ!
解説
しびれるの基本的な意味
「しびれる」 は、体の一部の感覚が鈍くなったり、ピリピリ・ジンジンしたりする状態を表します。血の流れが悪くなったときや、麻酔をかけたときなどに感じることが多いです。
英語での表現
- "My hand is numb." → 「手がしびれて感覚がない。」
- "I have pins and needles in my foot." → 「足がしびれてピリピリする。」
- "My leg feels tingly." → 「足がピリピリする感じがする。」
比喩的な「しびれる」
日本語では、感動したときや興奮したときにも「しびれる」を使います。
- 「このライブ、しびれる!」 → "This live performance is amazing!"
- 「あの演説、しびれたね。」 → "That speech was inspiring!"
「しびれる」 は身体的な感覚だけでなく、感動や興奮を表すときにも使える便利な言葉です!
「痺れる」を英語で説明する
Shibireru (しびれる)refers to a tingling or numb sensation in the body, often caused by poor blood circulation or pressure on a nerve. It commonly happens when sitting in the same position for too long, such as after kneeling or crossing legs. The affected area may feel prickly, tingly, or even completely numb for a short time. In English, this sensation is often described as "numb," "tingly," or "pins and needles."
Shibireru is also used metaphorically in Japanese to express deep emotional excitement or admiration. For example, when hearing an incredible guitar solo or watching a thrilling movie, people might say "shibireru!" to express how deeply moved they are. In this case, English equivalents include "amazing," "thrilling," or "electrifying."
Examples:
- "My foot is numb after sitting too long." (Physical sensation)
- "That performance was amazing!" (Metaphorical use)
日本語訳
しびれるとは、体の一部がピリピリしたり、ジンジンしたり、感覚がなくなったりする状態を指す。これは血流が悪くなったり、神経が圧迫されたりすることで起こることが多い。例えば、正座や足を組んで座った後、足がしびれて動かしにくくなることがある。英語では "numb" や "tingly"、"pins and needles" などの表現が使われる。
また、日本語では比喩的にも「しびれる」が使われる。感動したり、興奮したりしたときに「しびれる!」と言うことで、強い感情を表現できる。例えば、素晴らしいギターソロを聴いたときや、スリリングな映画を見たときに使われる。この場合、英語では "amazing" や "thrilling"、"electrifying" などが適した表現となる。
例文:
- 「長時間座ってたら足がしびれた。」(身体的な感覚)
- 「あのパフォーマンス、しびれた!」(比喩的な表現)