ヒロシ:エミリー、ゼミの先輩の吉田さん、彼は優秀だね。この前もゼミの合同の発表会でプレゼンしてたけど、英語は上手だし、論理的だしさ。まさに、「逸材」だね。卒業後はアメリカの大学院に行くらしいよ。
エミリー:吉田さんね。確かに彼は優秀だわ。彼とは英語で話しても、ほぼ問題ないわね。
ヒロシ:僕もああなりたいな。勉強もっとしなくちゃ・・・。
エミリー:そうよ、私がいつも教えているのに、ヒロシちっとも英語上達しないじゃない。
ヒロシ:いやー、エミリーに助けてもらえば良いなんて思っちゃってね。頑張るよ。
エミリー:いま、ヒロシ、「逸材」って言ったわね。いつざいって、優秀な人のことを言うの?
ヒロシ:そうだね、話しの流れから意味を推測するのは、さすがエミリーだ。詳しく言うと、「逸材(いつざい)」は、とても才能があって、他の人とは一線を画するような優れた人のことを指すんだ。何かの分野で特に抜きん出た能力を持っている人をこう呼ぶんだよ。
エミリー:なるほど、たとえば吉田さんみたいに、学業でも能力が高くて、人を惹きつけるプレゼンもできる人が「逸材」ってわけね。
ヒロシ:そうそう。スポーツ選手やアーティストみたいに、才能が際立っている人も「逸材」って呼ばれることがあるんだ。つまり、どの分野でも特別に優れた人に使える表現なんだよ。
エミリー:英語にすると、「exceptional talent」や「rare talent」みたいな感じかな?
ヒロシ:うーん、まあ、たぶんそれが一番近いんじゃないかな。ただ、才能があるだけじゃなくて、特別な可能性も持っているっていうニュアンスがあるんだよね。使い方次第では微妙にニュアンスが変わることもあるから、そこは注意が必要かな。
エミリー:面白い表現ね!こういう日本語の言葉をもっと知ると、会話も深くなりそう。
じゃ、ヒロシが話した、吉田さんのことを英語にするとこんな感じよ。
- Yoshida-san is truly an exceptional talent. He has both strong academic skills and the ability to deliver logical and engaging presentations in fluent English. It’s no surprise that he’s planning to go to graduate school in the U.S.
- 吉田さんは本当に逸材です。彼は学業成績が優れているだけでなく、論理的で魅力的なプレゼンを流暢な英語で行う能力も持っています。彼がアメリカの大学院に進学する予定なのも納得です。
解説
- Exceptional talent は「逸材」に最も近い表現です。
- 単なる才能を超えて、特別な可能性を秘めている人を指す場合に使います。
- スポーツやアート、学問など、どんな分野でも使える表現です。
「逸材」と「エリート」の違い
- Exceptional Talent(逸材):
才能があり、特別な可能性を秘めている人。今後の成長や成功が期待される。- 例: 吉田さんはゼミで優秀な成績を残し、逸材として期待されている。
- Elite(エリート):
すでに実績を積み、社会的地位や特権を得た人。また、特別な教育や経験を経たトップ層の人々。- 例: 一流大学の卒業生として、吉田さんはエリートの仲間入りを果たした。
まとめ
「逸材」は今後の成長が期待される人物を指し、英語では「exceptional talent」が最も近い表現です。一方、「elite(エリート)」は、すでに成果を出し、特権的な地位を得た人に使われます。