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「入念」を英語でどう表現する?仕事や注意深さに関する英語フレーズ
入念は英語でなんて言う

エミリー:ヒロシ、「入念」って言葉を今日授業で聞いたの。授業の内容ではなくて、講師が入念な準備が必要だって。テストのことだけど、準備はわかるけど、「入念」がわからなくて。

ヒロシ:へぇー、それって日本語の授業?

エミリー:違うわ、日本の歴史についての講義よ。

ヒロシ:「入念」か・・・。色々な言葉に置き換えられるな。念入り(ねんいり)、綿密(めんみつ)、細心(さいしん)、緻密(ちみつ)、丁寧(ていねい)、周到(しゅうとう)、注意深い(ちゅういぶかい)、慎重(しんちょう)とかね。ちょっと違うのもあるけど、近いのは、念入り、綿密、細心、緻密、周到かな。一つ一つ説明すると…

エミリー:うん、お願い。

ヒロシ:まず、「念入り(ねんいり)」は、何かを細かくて丁寧に準備することを意味していて、「入念」とほとんど同じ意味だよ。例えば、念入りに計画を立てるっていう感じで使うんだ。

ヒロシ:次に「綿密(めんみつ)」は、計画や調査がすごく細かくて、隅々までしっかり考えられていることを指すんだ。特に複雑なことに対して使われるかな。

ヒロシ:「細心(さいしん)」は、細かい点に注意を払って、見逃しがないようにすることを意味するよ。例えば、細心の注意を払うっていう風に使う。

ヒロシ:「緻密(ちみつ)」は、何かが非常に正確で、詳細に計画されたり、実行されることを意味している。特に計算や論理的な作業でよく使われるよ。

ヒロシ:最後に「周到(しゅうとう)」は、準備や計画が非常に行き届いていることを意味する。全体を考えて、何も抜けがないようにする感じだね。

エミリー:うん、分かったわ。ヒロシ、どうせまた聞いてくるんでしょ。「入念」は英語でなんて言うのかって(笑)。

ヒロシ:え?まあ、確かに聞こうとしてたけど、エミリーにはもう分かってるの?

エミリー:うん、少し考えてみたの。たぶん「入念」は "meticulous" とか "careful" って言うんじゃないかしら。例えば、"入念な準備" は "meticulous preparation" とか "careful preparation" になると思うの。

ヒロシ:そうなんだ…。でも、それってちゃんとした英語なの?日本語だとニュアンスが少しずつ違ってたけど、英語でもそういうのがあるのかな?

エミリー:それがね、英語でも微妙なニュアンスの違いがあるのよ。例えば「念入り」は "thorough" で使えるわ。
例文: He made a thorough plan for the project.
訳: 彼はそのプロジェクトのために念入りな計画を立てた。

エミリー:そして「綿密」は "meticulous" が近いわね。
例文: The scientist conducted a meticulous analysis of the data.
訳: その科学者はデータの綿密な分析を行った。

エミリー:「細心」は "vigilant" や "careful" で表現できるの。
例文: The nurse was vigilant in monitoring the patient.
訳: その看護師は患者の状態を細心の注意を払って監視していた。

エミリー:「緻密」は "precise" や "detailed" が合うわね。
例文: The engineer created a precise design for the new machine.
訳: エンジニアは新しい機械のために緻密な設計を行った。

エミリー:そして「周到」は "comprehensive" や "thorough" が使えるわ。
例文: The company conducted a comprehensive review of its safety protocols.
訳: その会社は安全プロトコルの周到な見直しを行った。

エミリー:でも、完全に同じ意味ってわけじゃなくて、使う場面によって少しずつ違うの。

ヒロシ:ふーん、なるほどね。でも、なんとなくイメージはできた気がするよ。でもやっぱり、全部を使いこなすのは難しそうだな…。

エミリー:そうね、私もまだ完全には理解しきれてないけど、実際に使ってみたり、聞いたりしないとわからないわね。それは、日本語も英語も同じね。

ヒロシ:そっか、やっぱり経験が大事なんだね。ありがとう、エミリー。もう少し勉強してみるよ。

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