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「相づち」、「合いの手」を英語でいうと:会話に役立つ英語フレーズ
相づち、合いの手は英語でなんていうのでしょうか?

エミリー:ヒロシ、日本語には「相づち」という言葉あるわね。 これに似た言葉に「合いの手」ということばもあるじゃない。この違いが良くわからなくて。

ヒロシ:合いの手と相づちね。うーん、どうやって説明しようかな。まず、合いの手は音楽やパフォーマンスの中で使うことが多いんだ。例えば、演歌やお祭りのとき、観客が「よっ!」とか「それ!」って掛け声を入れるだろ?あれが合いの手。音楽やリズムに合わせて反応して、場を盛り上げるためのものなんだ。

エミリー:ああ、そういうことか!観客が歌に参加する感じね。

ヒロシ:そうそう、まさにその通り。で、相づちは会話の中で使うんだ。誰かが話しているときに「うんうん」とか「そうだね」って言いながら、話を聞いているっていうサインを出す感じ。相づちは会話を円滑にするために使うんだよ。エミリーの日本語でも上手に使えているよ。

エミリー:そうかしら。ありがとう。相づちは会話をスムーズにするために使うのね。それは、英語でもおなじね。

合いの手は音楽やパフォーマンスを盛り上げるため、相づちは会話の中で相手に共感したり、話を進めやすくするために使うってことね。

ヒロシ:その通り!どちらも反応することには変わりないけど、使う場面と目的が違うんだ。だから、相づちは普段の会話で、合いの手はもっと特別な場面で使われることが多いんだよ。

エミリー:ふーん、面白いわね。日本語って細かいニュアンスがあるのが難しいけど、それがまた面白いところよね。

ヒロシ:じゃ、エミリー、合いの手、相づちって英語ではどういうの

エミリー:そう来ると思ったわ。まず、合いの手は「Call and Response」や「Musical Interjection」という表現が使われるの。音楽やパフォーマンスで、観客や別の演奏者が掛け声や短いフレーズを入れるときに使うわ。

例文:
"In traditional African music, call and response is a fundamental part of the performance."
(伝統的なアフリカ音楽では、合いの手はパフォーマンスの重要な部分です。)

次に、相づちは「Backchanneling」とか「Verbal Cues」と呼ばれるの。会話の途中で短い反応を返して、相手に聞いていることを示すときに使う表現ね。

例文:
"During our conversation, she kept nodding and saying 'uh-huh' as a form of backchanneling."
(会話中、彼女は「うんうん」と相槌を打ちながら頷いていた。)

どちらも相手に対する反応だけど、合いの手は主に音楽やパフォーマンス、相づちは日常の会話で使われる反応ね。

相づちにはいくつかの言い方があって、状況によって使い分けることができるわ。例えば、英語ではこんな風に言うのが一般的よ。

  1. Uh-huh
    • 「うんうん」のように、相手の話に同意していることを示す軽い反応。
    • 例文:
      "Uh-huh, I see what you mean."
      (うんうん、あなたの言っていることがわかるよ。)
  2. I see
    • 「なるほどね」という意味で、相手の話を理解したときに使う表現。
    • 例文:
      "I see, that makes sense now."
      (なるほど、それで納得がいったよ。)
  3. Right
    • 「そうだね」や「その通り」と相手に同意するときに使う表現。
    • 例文:
      "Right, that’s exactly what I thought too."
      (そうだね、私もまさにそう思ってたよ。)
  4. Exactly
    • 「その通り!」と強く同意を示すときの表現。
    • 例文:
      "Exactly, that’s what I was going to say."
      (その通り!私も同じことを言おうとしてたよ。)
  5. Got it
    • 「わかったよ」や「了解した」という意味で、相手の話を受け取ったことを示す。
    • 例文:
      "Got it, I’ll make sure to do that."
      (わかった、ちゃんとやっておくよ。)

これらは、相づちとしてよく使われる言葉よ。会話を円滑にするために、こういった短いフレーズを入れることで、相手が安心して話し続けられるわね。

ヒロシ:そうだね。ちなみに、日本語でも相づちはたくさん使うんだよ。たとえば、こんな言い方があるよ。

  • うんうん:同意や共感を示すときの相づち。
  • そうだね:同意や話を理解していることを示すとき。
  • へえ:驚きや感心を示す相づち。
  • なるほど:相手の話に納得したときの表現。

エミリー:ああ、日本語にも色々な相づちがあるのね。それぞれ、使い方によって意味が微妙に変わるんだ。

ヒロシ:そうそう。だから、相づちを上手に使うと、会話がもっとスムーズになるんだよ。

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