※ヒロシはエミリーと、いつも行っている、カフェにエミリーを連れていきました。
店のマスター:お、ヒロシ、いらっしゃい。あれ、今日は可愛い女の子と一緒だね。ハロー、ないすとぅみーちゅー。
エミリー:こんにちわ。はじめまして。エミリーといいます。ヒロシ君の大学の友だちです。
店のマスター:あれ、日本語上手だね。英語必要なかったか。
ヒロシ:マスター、エミリーはほとんど日本語わかるよ、日本独自の言葉以外はね。
店のマスター:道理で。ヒロシが英語話せるとは思えないからな。
ヒロシ:ひどいな。僕も英語は勉強中なんだ。その先生役が、エミリーさ。
※ヒロシとエミリーは、窓側のテーブルにつきました。
エミリー:いい感じのお店ね。マスターもフレンドリーだし。
ヒロシ:でしょ。ここのコーヒーが美味しいんだ。マスターはちょっと口が悪いけどね。確かにフレンドリーでいつ来ても、ニコニコしているから、楽しくて良く来るんだ。いわば「常連」ってやつかな。
エミリー:「常連」ね。初めて聞く言葉だけど、なんとなくわかっちゃったわ。
ヒロシ:さすが、エミリー、「常連」っていうのは、よくそのお店に通うお客さんのことなんだ。日本語にはそれに加えて、「行きつけの店」や「馴染みの店」って言い方もあるんだよ。
「行きつけの店」は、自分が気に入ってよく通うお店のことだね。たとえば、このカフェみたいに「ふと思い立ったら来る」ような場所がそう。
「馴染みの店」は、お店の人とも顔なじみになって、気軽に話せるような店を指すんだ。つまり、「常連」であることが前提になっていて、店員さんとの関係ができてる感じだね。
エミリー:ああ、なるほどね!そういう意味なら、英語にも似たような表現があるわよ。"regular customer" または単に "regular" (常連客)。
たとえば、「Hiroshi is a regular at this café.(ヒロシはこのカフェの常連だよ)」と言えば、ヒロシがこの店によく来ていて、店の人に顔を覚えられているという意味になるわ。
"My go-to café" (私の行きつけのカフェ)も使えるわ。「go-to」は、「頼りにする」「お決まりの」という意味で、いつも行くお気に入りの場所を表現できるの。例えば、「コーヒーを飲みたくなったら、いつもここに来る」っていうニュアンスね。
"This is my usual place."(ここは私のいつもの場所だよ)もいい表現よ。「usual」は「いつもの」とか「お決まり」という意味で、「馴染みの店」に近い感じよ。気軽に行けて、店員さんとも親しみがある場所をこう表現するの。
"This is my favorite spot."(ここは私のお気に入りの場所だよ)もおすすめよ。「spot(場所)」を使うと、ちょっと親しみを込めた表現になって、何度も通いたくなるような場所を指すのに便利ね。
ヒロシ:へえ、面白いな!英語では「go-to」や「usual」とか、その場所との距離感や馴染み具合をうまく表現できるんだね。
エミリー:そうなの。それに「regular」って言葉も、ただ来店するだけじゃなくて、「この人はここに通っていて、店の一部みたいな存在」っていうニュアンスがあるわ。日本語の「常連」にかなり近い感じよ。
ヒロシ:なるほどね!じゃあ、僕はこのカフェが"my go-to café"で、僕はここの"regular"だね。次からはマスターにも「I’m a regular here!」って冗談を言ってみようかな。
エミリー:それはいいアイデアね!マスターも喜んでくれるはずよ。私もここに通って、「regular」になっちゃおうかな。
ヒロシ:それは歓迎だね!エミリーが「regular」になれば、ますますこのカフェが居心地のいい場所になるよ。