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毎年立てるが続かない「新年の抱負」を英語で表すと

ヒロシ: エミリー、俺さ、毎年「新年の抱負」を作るんだけど、全然続いたことがないんだよね。なんか、いつも最初だけ頑張って、結局忘れちゃう。

エミリー: へぇー、すごいね。知らなかったわ。「抱負」って、1年の目標みたいなもの?

ヒロシ: 抱負って、スローガン的な感じなんだよね。今年はこういう方向でいきたい、みたいな。

エミリー: あ、スローガン?それってキャッチフレーズみたいな意味?

ヒロシ: そうそう。でも、広告とかのスローガンじゃなくて、「こうありたい」という感じで。だから具体的に何をするかまでは決めてないんだ。

エミリー: ああ、なるほど。「今年はもっと健康に」とか、ざっくりした目標のことだね。アメリカでも新年に目標を立てる文化があるよ。それを "New Year's resolution" って言うんだ。初めて聞いた?

ヒロシ: うん、初めて聞いた!resolution って「抱負」でいいんだ。なんか「解決」とか「決意」みたいなイメージがあったけど。

エミリー: そうだね。「決意」っていう意味から来てると思うよ。新年に「今年はこれをやるぞ!」って決めるから resolution って呼ばれてるんだと思う。ちなみに「目標」だったら target とか goal を使うね。

ヒロシ: あ、そっか。「目標」と「抱負」はちょっと違うもんね。でも、この resolution って1年に1回だけ作るものなの?それとも、アメリカではいつでも使うの?

エミリー: 基本的に New Year's resolution は新年にだけ作るよ。新しい年のスタートに「今年はこれを頑張る!」って決める習慣があるんだ。でも、日常的な目標なら、goalplan を使うかな。

ヒロシ: なるほどね!じゃあ、みんな新年には決めるんだ。でも、エミリーは自分の抱負を続けられる?俺は全然ダメなんだよ。

エミリー: 続けるのは正直難しいよ。アメリカでも、最初の数週間だけ頑張って、その後やめちゃう人が多いの。だから、あまりうまくいかなくても気にしないでいいと思うけどね。

ヒロシ: でも、やっぱり続けたいんだよなぁ。今年こそ、ちゃんと抱負を守りたい。どうすればいいと思う?

エミリー: うーん、私が気をつけているのが、小さい目標から始めるということね。たとえば、"I will study English for 15 minutes every day." とか、短い時間から始めるとか。あとは、具体的に何をするか決めるのも大事だよ。

ヒロシ: あー、なるほどね。「小さい目標」と「具体的な計画」か。それならできるかも!

エミリー: うん、あと続けられなくても、自分を責めないことも大事だよ。進捗を少しずつ確認しながらやってみるといいよ。

ヒロシ: ありがとう!じゃあ、英語で「今年の抱負を守りたい」ってどう言えばいい?

エミリー: "This year, I want to stick to my resolutions." だね。「stick to」は「守る」「続ける」って意味だから、抱負にぴったりの表現だよ。

ヒロシ: 「stick to」か。簡単だし覚えやすいね!よし、今年はこれで頑張ってみる!

エミリー: いいね!ヒロシならできるよ。応援してる!

解説

  1. resolution の意味
    • resolution には「決意」「抱負」「解決」「決議」などの意味があります。特に「新年の抱負」では New Year's resolution という表現が一般的です。この場合、1年の始まりに「今年こそ何かを成し遂げたい」という強い意志を示します。
      例文:
    • "My New Year's resolution is to eat healthier."
      (私の新年の抱負はもっと健康的に食べることです。)
    • "Have you made any New Year's resolutions?"
      (何か新年の抱負を立てた?)
  2. resolution の日常的な使い方
    • 決意や意思 を表す文脈で:
      "She made a resolution to study harder this year."
      (彼女は今年もっと一生懸命勉強するという決意をした。)
    • 問題解決 を意味する場合:
      "The resolution of the issue took several weeks."
      (その問題の解決には数週間かかった。)
    • 公式な決議 を指す場合:
      "The council passed a resolution to improve city infrastructure."
      (市議会は都市インフラを改善する決議を可決した。)
    • 文脈によって異なるニュアンスがあるため、使う場面に応じて解釈を調整する必要があります。

  1. 日本語の「抱負」と英語の resolution の違い
    • 日本語の「抱負」は、「スローガン」や「こうありたい」という柔らかい方向性を示すことが多いです。一方で、英語の resolution は「決意」や「意志の強さ」が前提となる場合が多いです。
      例:
    • 日本語の抱負:「今年は早寝早起きを心がけたい」
      → 英語:"I want to try going to bed earlier this year."(軽い意図を表す表現)
    • 抱負が「決意」レベルなら:
      → 英語:"My New Year's resolution is to sleep earlier and wake up at 6 AM every day."(より具体的で強い意思を伴う表現)

  1. 補足:抱負が続かない理由
    抱負は抽象的で方向性を示すだけのことが多いため、具体的な行動計画が伴わない場合には忘れられたり継続しづらい特性があります。しかし、以下の方法で補強することができます:
    • 具体的な目標を設定する:
      "I will study English for 15 minutes every day."
      (毎日15分英語を勉強する。)
    • 小さく始める:
      大きな目標ではなく、実現可能な小さな一歩を設定することで継続しやすくなります。
    • 進捗を確認する:
      定期的に自分の進み具合を見直すことで、達成感を得やすくなります。

解説まとめ

resolution は新年の抱負に限らず、「決意」「解決」「決議」などの幅広い意味で使われる言葉です。日本語の「抱負」はスローガン的な柔らかいニュアンスを含むことが多い一方で、英語の resolution は行動を伴う強い決意を表すことが一般的です。そのため、「抱負を続ける」ためには具体性や行動計画を意識することが大切だと言えます。

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