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「骨を埋める」は英語でどう言う?仕事観の変化と表現の違い

ヒロシとエミリーは、大学のカフェテリアでランチ中、将来のキャリアについて話していた。ヒロシは、父親や祖父の時代と今とでは、働くことに対する考え方が大きく変わっていると感じていた。昔は「骨を埋める」覚悟で一つの会社に勤め続けるのが当たり前だったが、今は転職は普通になり、より自由な働き方が求められるようになっている。自分もいろいろなことに挑戦したいと話したところ、エミリーが「骨を埋める」という表現に興味を持ち、英語ではどう言うのか考え始めた。


ヒロシ: 最近、働くことに対する考え方が変わってきたなって思うんだよね。

エミリー: どういうこと?

ヒロシ: 俺の父親や祖父の世代は、一度就職したら、その会社で「骨を埋める」つもりでずっと働いてた。でも、今は転職も普通だし、色んな働き方があるじゃん?俺も一つの会社にずっといるんじゃなくて、いろんなことに挑戦してみたいなって思ってるんだよね。

エミリー: ちょっと待って!「骨を埋める」ってどういう意味?すごく怖い表現に聞こえるけど…。

ヒロシ: 確かに、直訳すると「to bury your bones」になるから、なんかホラーっぽいよな(笑)。でも、この場合の意味は「最後までその場所にとどまる」とか「一生その会社で働く」って感じ。

エミリー: へえ、日本語ではそういう意味になるんだ。でも、英語では「骨を埋める」って言わないよね。こういう場合は、“to dedicate your life to”“to commit yourself to” を使うかな。例えば、“He dedicated his life to the company.”(彼は会社に一生を捧げた)とか “She committed herself to her job for life.”(彼女は仕事に生涯を捧げた)って言えば、ニュアンスが近くなるかも。

ヒロシ: なるほど!でも、今はそういう考え方が少しずつ変わってきてるよな。

エミリー: そうだね。最近は “career change”“job mobility”(転職やキャリアの柔軟性)を重視する人が増えてきてるよね。ヒロシも、いろいろなことに挑戦したいなら、その道を選ぶのもいいと思うよ!

ヒロシ: うん、そうするつもり!でも、「骨を埋める」って表現、英語の感覚だとやっぱりちょっと怖いな(笑)。

エミリー: ほんとにね!最初聞いたとき、「どこに埋めるの?」ってびっくりしたもん(笑)。

解説

「骨を埋める」 は、文字通りには「自分の骨を地面に埋める」という意味ですが、実際には「ある場所で一生を終える」「最後までそこにとどまる」という比喩的な意味で使われます。特に、日本では仕事に対して「その会社に一生勤める」ことを表現する際によく使われてきました。

一方、英語では「骨を埋める」という表現はありません。代わりに、“to dedicate one’s life to something”“to commit oneself to something” というフレーズを使って、「一生を捧げる」「最後まで忠実に働く」というニュアンスを伝えることができます。

しかし、現代では転職やキャリアの多様化が進み、「骨を埋める」ような働き方が減少しつつあります。そのため、英語では “career change”“job mobility” などの表現もよく使われるようになっています。

「骨を埋める」を英語で説明する

  • Hone wo umeru(骨を埋める): This Japanese phrase literally means "to bury one's bones," but it is used metaphorically to express a lifelong commitment to a place or organization, such as working for the same company until retirement.

日本語訳: 「骨を埋める」は文字通り「骨を埋める」という意味ですが、比喩的には「ある場所で一生を終える」ことを指します。特に、同じ会社で定年まで働くことを表す際に使われます。

取り上げられた言葉は日本語能力試験(JLPT)N2に該当します。

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