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「冬眠」動物の冬の過ごし方を英語で表現

日本の動物園に来たヒロシとエミリー。動物たちを見ながら、冬に関する話題が自然と始まる。ヒロシが口にした「冬眠」という言葉に、エミリーは興味を示し、その意味を確認する場面から会話が広がる。


ヒロシ: あのクマ、寝てるね。これ、冬眠してるのかな?
エミリー: 「冬眠」って何?初めて聞いたけど、どういう意味?

ヒロシ: 冬眠はね…えーと、動物が冬の間ずっと寝ることだよ。寒いときにエネルギーを節約するためにね。クマとかヘビがするんだ。
エミリー: ああ、なるほど!それって英語で「hibernate」というわ。たとえば、「Bears hibernate during the winter.(クマは冬に冬眠する)」って感じ。

ヒロシ: へえ、「hibernate」は動詞なんだね!でも、全部の動物が冬眠するわけじゃないよね?
エミリー: そうだね。たとえば、鳥は冬眠しないで暖かい場所に移動する種類もいるよね。英語では「migratory birds(渡り鳥)」って言うよ。「migrate」っていう動詞から来てるの。

ヒロシ: あー、「migrate」って聞いたことある!移動するって意味だよね。動物だけじゃなくて、人間も「migrate」するよね?
エミリー: そうだね。移民の話をするときに使うよ。でも動物について話すときは、季節ごとに移動する行動を指すことが多いね。「migration」って名詞もよく使うよ。

ヒロシ: なるほど!じゃあ、渡り鳥と冬眠する動物って、どっちも寒さから身を守る方法なんだね。
エミリー: そうだね。どちらも生き残るための工夫だよね。でも、冬眠する動物の方が、何も食べずに体のエネルギーで過ごすから不思議だよね。

ヒロシ: 確かに。鳥は移動するだけで済むけど、冬眠する動物はエネルギーを体の中にためないと生きられないもんね。どうやってそんなに長く寝られるんだろう?
エミリー: 本当だよね。体温を下げたり、心拍を遅くしたりしてエネルギーを節約するらしいよ。

ヒロシ: へえ、エミリー詳しいね。自然の中で生き残るために、動物はいろいろな方法を使ってるんだね。僕も「hibernate」みたいな方法で冬を越えられたらいいのに(笑)。
エミリー: (笑)「I wish I could hibernate.(冬眠できたらいいのに)」って言えばいいよ。きっと寒い日にぴったりの表現だね!

解説

  1. 冬眠(hibernation)
    冬眠とは、動物が寒い冬の間、体のエネルギーを節約するために長い眠りにつくことです。この間、動物の体温や心拍数が下がり、食べ物を摂らずに過ごします。クマ、カエル、ヘビなどが冬眠することで知られています。
    • 例文: "Bears hibernate in the winter to conserve energy." (クマはエネルギーを節約するために冬眠します。)
    • 例文: "Hibernation helps animals survive harsh winters." (冬眠は動物が厳しい冬を生き延びる助けになります。)
  2. 渡り(migration)
    渡りとは、鳥や他の動物が季節に応じて暖かい地域や食べ物の多い場所へ移動することです。渡り鳥(migratory birds)はその代表例で、毎年決まったルートを移動します。
    • 例文: "Many birds migrate to warmer regions in winter." (多くの鳥は冬に暖かい地域へ移動します。)
    • 例文: "The migration of birds is a fascinating phenomenon." (鳥の渡りは興味深い現象です。)

日常会話で使える冬眠を使った表現

I wish I could hibernate.(冬眠できたらいいのにな。)
この表現は、寒い日や疲れているときに使えるカジュアルな英語フレーズです。動物の冬眠にたとえて、自分がずっと寝ていたいという気持ちを表します。

例文: "It’s freezing today. I wish I could just hibernate." (今日はとても寒い。冬眠できたらいいのに。)

例文: "I’m so tired this winter. I wish I could hibernate like a bear." (この冬、本当に疲れた。クマみたいに冬眠できたらいいのに。)

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