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知らなかったスマホ機能に驚き!英語で「目からウロコ」

ある日、ヒロシはスマホをいじっていて、今まで知らなかった便利な機能を偶然発見する。その驚きを、エミリーに伝えたくて、カフェでの会話が始まる。


ヒロシ: エミリー、さっきスマホでめっちゃおどろいたことあってさ。

エミリー: なになに?また変なアプリ見つけた?

ヒロシ: いや、普通のカメラアプリなんだけど、写真撮ったら文字を自動で読み取ってくれて、「コピーしますか?」って出たんだよ!

エミリー: えっ、それすごいじゃん!便利!

ヒロシ: でしょ?知らなかったからさ、完全に「目からウロコ」だったわ。

エミリー: ん?め、から…ウロコ?なにそれ?ウロコって魚のスケールだよね?なんか変な表現だね。

ヒロシ: うん、たしかに言葉だけ聞くとちょっと変かも。でも「見えなかったものが見えるようになる」っていう比喩なんだよ。目にウロコがついてて見えなかったのが、それがパッと取れて視界がクリアになる、って感じ。

エミリー: あ〜、なるほど。英語だったら…"That was so eye-opening!" って言うかな。似てるかも。

ヒロシ: へぇ、そういう表現が英語にもあるんだ。直訳の "scales falling from the eyes" みたいなのはさすがに聞かないけど、"eye-opening" は意味がかなり近いと思うな。

エミリー: うんうん。あと、"It finally clicked!" も使えるかな?なんか急に理解できたって時。

ヒロシ: あ、それもいいね。"click" は直感的でわかりやすいな。

解説:

「目からウロコ」は、今まで気づかなかったことが突然わかるようになったときに使う表現です。何かに対する理解や認識が急に深まったり、新しい視点を得たりしたとき、「ああ、そういうことか!」という気づきや驚きを込めて使います。由来は、「目にウロコがついていて見えなかったものが、ウロコが取れて急に見えるようになる」というイメージから来ています。

英語には「目からウロコ」にぴったり対応する表現はありませんが、似た意味を持ついくつかの言い回しがあります。

  • That was so eye-opening.
     直訳すると「目を開かせてくれたようだった」で、「とても驚きだった」「新しい視点を得た」という意味で使われます。比喩的に目からウロコが落ちたような経験を表せます。
     例文:Learning how easy it is to extract text from photos was so eye-opening.
     写真から文字を取り出すのがこんなに簡単だなんて、まさに目からウロコだったよ。
  • I never realized that before!
     「今まで気づかなかった!」という意味で、驚きや新たな発見を表すときに使えます。
     例文:I never realized that I could use my camera to translate signs.
     カメラで看板を翻訳できるなんて、今まで全然知らなかった!
  • It finally clicked.
     「やっとわかった」「ピンときた」という意味で、長い間理解できなかったことが突然理解できたときに使われます。
     例文:I struggled with the concept for days, but today it finally clicked.
     何日も悩んでたけど、今日はやっと理解できた。まさに目からウロコ!

「目からウロコ」を英語で説明:

"Me kara uroko" is a Japanese idiom used when someone suddenly realizes or understands something that was unclear before. It literally means 'scales falling from the eyes,' implying that one’s vision or understanding has become clear.
(「目からウロコ」は、今まで分からなかったことを突然理解したときに使われる日本語の慣用句です。直訳すると「目からウロコが落ちる」で、視界や理解がクリアになる様子を表します。)

目からウロコ(めからうろこ)
JLPTレベル:N2
※日本語能力試験(JLPT)では、出題語彙の公式リストは公開されていません。このレベル表示は、実際の試験問題や教材に基づいた目安として記載しています。

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